■ レイヤーマスク ■

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ここではレイヤーマスクについて説明します。
レイヤーマスクと言うと難しそうに聞こえますが、早い話、人間が風邪ひいた時に使うマスクと同じです。
マスクをつけると顔が隠れて見えなくなるのと同じで、レイヤーにマスクをかけるとその部分が見えなくなります。

また、レイヤーマスクを使えばレイヤーを半透明にすることもできます。
人間で言えばストッキングを被ったアブナイ人の顔がうっすらと見えるのと同じです。

例えが悪くて分かりにくいですか?
それなら習うより慣れろです。早速レイヤーマスクの使い方を説明しましょう。
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まずは何でもいいので適当なレイヤーを作ってください。
適当な色で塗りつぶした図形でもいいので、Photoshopで実際に試しながら読んで頂けると分かり易いかと。
ここでは白ちかレイヤーを色々いじってみたいと思います。

図1は何もしてない普通の状態です。これ以上何の説明のしようもありません。
ここで白ちかレイヤーを選択して「レイヤー>レイヤーマスクを追加>すべてのレイヤーを表示」すると
図2のように赤い丸のアイコンが筆から点線の円に変わって、レイヤーサムネールの横に鎖のアイコンとレイヤーマスクサムネールが表示されます。
この状態だとレイヤーの透明度を自由に編集できます。詳しい方法は後ほど。

そして図3のようにレイヤーサムネールをクリックすると、点線の円が筆のアイコンに戻って普通にレイヤーに色を塗ったりできます。
この時レイヤーマスクは保持されてるので不透明度がそのまま維持されます。

今は分からなくてもいいので先に読み進めてください。
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実際にレイヤーマスクを使ってみましょう。図2のようにレイヤーマスク編集モードにします。
図3の状態なってる人はレイヤーマスクサムネールをクリックすれば図2の状態になります。
この状態ではツールバーの色が黒と白に変わってるはずです。

適当なブラシを選択してスカート部分を黒で渦巻き状に塗ってみます。
すると黒く塗った部分が透明になって下のレイヤーが見えますよね?
ここでは下のレイヤーの黒ちかが見えてます。


このようにレイヤーマスクを黒で塗るとその部分のレイヤーは完全にマスクされて透明になります。
人間でいえばマスクで顔が隠れた状態です。
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今度は色をグレーにして、胸のあたりを塗ります。
そうすると半透明になって、黒ちかが薄く見えるようになりました。


レイヤーマスクをグレーで塗るとその部分のレイヤーは半透明になります。
白に近い薄いグレーだとちょっとだけ透明に、黒に近いグレーだとほぼ透明になります。実際に試してみてください。
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一度白で塗りつぶします。透明だった部分が元通りになりますよね?

今度は画面右から黒でグラデーションをかけてみましょう。(グラデーションツールの使い方が分からない方は説明書読んでください(^^;)
すると黒い部分は透明に、白に近づくにつれ不透明になるのがお分かりになるでしょう。
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そのままの状態で図3のようにレイヤーサムネールをクリックしてみます。
点線の円のアイコンが筆のアイコンになりましたね?

この状態では普通にレイヤーに色を塗ることが出来ます。緑で適当に落書きしてみましょう。
レイヤーマスクで透明になってる部分は色がつきません。
でもサムネールを見れば分かると思いますが、マスクされていて見えないだけで実際のレイヤーにはちゃんと緑で塗られてます。
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次にレイヤーマスクサムネールの上で右クリックして「レイヤーマスクを使用しない」を選んでみてください。
するとこのようにサムネールにバツ印がついてマスクが適用されず、普通にレイヤーが見られます。
ちゃんと緑で塗られてますね。
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またレイヤーマスクサムネールの上で右クリックして、今度は「レイヤーマスクを削除」を選んでみてください。
すると「レイヤーを削除する前にマスクを適用しますか?」という警告が出てくるはずです。
ここで「破棄」を選ぶと上の<7>ようにマスクを使用しない状態でマスクが削除されます。
「適用」を選ぶと下図のようにマスクが適用された状態の透明度を維持したままマスクが削除されます。

レイヤーマスクサムネールが消えてるのに、透明部分は残ってますよね?


これで基本的な使い方の説明は終わりです。
レイヤーマスクのポイントは
・黒で塗ると透明になる
・白で塗ると不透明(元の状態)になる
・グレーの部分は半透明になる
ということです。

編集の際は、ほとんどのツールが使用できます。
ブラシ・鉛筆・エアブラシツールやグラデーションツール、色調補正に各種選択ツールなどなど。
ここから先はその一例を紹介します。
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白ちかレイヤーをちょっと左上に移動します。
レイヤーマスクで右下からグラデーションをかけると下図のようになります。
グラデーションをかけすぎたら、色調補正の「明るさ・コントラスト」で明るくすれば簡単に適切な透明度に調節できます。


天広直人画集をお持ちの方は表紙の花束を持った咲耶を見てください。
向かって左側の肩や髪の毛が透けて背景の屋敷が見えてますよね?
これはおそらく↑の千影と同じようにレイヤーマスクを使っていると思われます。
背景レイヤーの上に咲耶のレイヤーを置いて、レイヤーマスクで一部を透明にしてるわけです。
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レイヤーマスクで選択ツールを使って一部だけ編集することもできます。
下図では多角形選択ツールで三角形の選択範囲をとり、右上からグラデをかけてます。

様々なツールを駆使すれば、複雑なグラデーションやぼかしを表現できるので色々と試してみてはいかがでしょうか。
普通のブラシや消しゴムツールでできないようなぼかしもレイヤーマスクを使えば可能です。


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